世界一のバリスタに求められること
WBC World Barista Championship2015が閉幕しました。
優勝はオーストラリアのSASA SESTIC氏
英語の聞き取りにくい私でもすごく伝わる素晴らしいパフォーマンスでした。
審査員がWBCやJBCのバリスタチャンピオンに求めることとして4つのことがあるが、見事に感じられた。
そんなこと断言してもいいのかって?
はい、これは誰でも閲覧できるRules&Regulationsに記載されていて大会に出場するバリスタなら全員知っていなきゃいけない項目だから。
a.熟練した技術的な技能、職人としての技能、自身の職業についてのクラフトマンシップ、接客面でのコミュニケーション能力やサービススキル、バリスタとしての情熱。
b.競技中のコーヒーの提供を越えた、コーヒーについての幅広い知識
c.高品質な飲料の提供についての広範な理解
d.他社の模範となり、ひらめきのきっかけとなる役割になること
2015 World Barista Championship Rules and Regulations – Version 2014.10.31
http://www.worldbaristachampionship.org/wp-content/uploads/2014/05/2015-WBC-FINAL.pdf
今後アップデートされてもこの項目や内容は変わらないと思う。なぜならばバリスタがバリスタたる本質だからです。
いやバリスタに限らず様々なプロフェッショナルに共通する要素だし、一流の共通項だろう
ぜひコーヒーの世界を知らない方にもパフォーマンスを感じてください
そしてこちらは惜しくも決勝に残ることができなかった日本代表岩瀬バリスタのセミファイナルの模様。こちらもしっかりとa~dの4つの要素が感じられるのではないだろうか?
そういった意味では優勝しても決しておかしくない僅差だったのだと思います。ぜひご覧下さい
さぁおまえはどうするんだ!
チャレンジしないのか!
バリスタにしかできないこと
バリスタにはできないこと
もう一度自分の思考を棚卸ししながらじっくりと考えてみたい。