日本にサブスクリプションは定着するのか
日本にサブスクリプションは定着するか?
この問いについて約1年前にCavas Coffeeを始める際に色々リサーチしていたのですが、当時特別メモってなかったので備忘録的に書きます。
WEBサービスが先行、充実しているアメリカでは定期購入、いわゆるサブスクリプション型のサービスが多数あり、ファッションコマースのShoeDazzleやコスメのBIRCHBOXなどが有名だ
日本でもBoxToYouやハッチなどのモール型からSAKE LIFEなどの独自サービス系まであるもののEC業界全体としては未だに定着していない気がする。
このことはCanvas Coffee を始めるにあたってリサーチしたので、ネガティブ要因はこのように認識している。
1. 国土の違い
国土の広いアメリカでは買い物行くのも大変なんだから届けてくれるってだけで価値のあるサービスなんだと思う。しかし国土の狭い日本ではお米や水など重たい消耗品なら有難いだろうが、それ以外に毎月届くメリットを感じられない人は多いのだと思う
2.商品セレクト方法
有名人が選んでくれるのか、店がセレクトするのかサービスに多少の違いはあれど、基本は「売り手が選ぶ」ってのがサブスクリプションの基本。これを楽で便利だったり、共感値の高さなどの付加価値とユーザーに判断されれば売れるのだろう。
一方ユーザーが選べるサービスとなるとアイテム数やシステム上の仕組みなどビジネスモデルとして難しいようだ
3.買わされてる感
顧客自ら能動的に買うのか、受動的に買わされるのか?この2つの違いは大きい。どうしても売り手の都合(継続率やら、売上やら)によってサブスクリプションになってる感が否めない
もちろんこれを否定するつもりはない、私も売り手の一人なのだから。
結局は顧客にそれ以上の価値を提供できるかどうか
この一点に尽きるのだと思う
さぁどんな価値を提供できる?