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クラウドワークス吉田社長「あぁ、俺の人生詰んだな」を読んで想うこと

クラウドワークス吉田社長のこの記事を読んだ、同じ36歳として思うことがあったので書いてみた。

 

「あぁ、俺の人生詰んだな」。36歳たった1人からの再起:日経ビジネスオンライン

 

俺も現在36歳、7月に2社目を起業し、これから再チャレンジする立場として色々感慨深いものがありました。

 ドリコムで営業担当の執行役員として働き、東証マザーズ上場を経験しました。ここまでは良かった。しかし、その翌年に会社が赤字に転落し、それに伴ってリストラ(人員削減)と新卒採用の内定取り消しを断行せざるを得ませんでした。当然、内定者から問い合わせの電話がかかってきます。その受話器を正直、なかなか取ることができなかった。こちらから内定を出しておいて、すぐに断ったわけですから。ただただ申し訳なくて。当時の幹部の1人として今も責任を感じています。

 そのときに痛感したんです。「小さなベンチャー企業が夢を追って会社を大きくしたら、いつしか働いている多くの人の生活を支える器になっていた。その責任の重さに、自分は気付いていなかったんだ」と。人が働いて生活のための収入を得ることの大切さ、働く場があることの意義は、このとき以来、僕の心にずっと刻み込まれています。

 俺は今社員一人でやってます。
去年まで従業員が数人いましたが事業縮小により整理解雇という結果になってしまった。

「もっと早くクビを切れたら事業縮小しなくてすんだかも」

吉田さんと同じように(違う!って怒られそうですが。。)そんなこと毎日のように考えてました


でもそんな簡単にクビにできないんですよね


たとえ従業員の結果は伴わなくても、ビジョン共有できなくても、人間関係拗れてもヒトとしていい部分はいっぱいあるわけです。能力が引き出せない、引き出してあげれないこっちが悪い。。


結果は無理心中的に事業ごと止めました
経営者としては完全に失格です。

でも

でも決断に後悔は一切無い。

決断したからこそ今はたった一人での再起でも楽しくてしょうがないし、決断したからこそお叱りも励ましも含めて色んな業界のいろんな方々に支えていただいてチャレンジできているのだと思う。


 私利私欲を捨てたら驚くほど成功した

 

この境地には今はまだなれない、成功もなにも始まってないから。

ただ共感する。すごく共感する。こうなりたい!

エゴではなく、「働くことを通してみんなに笑顔になってほしい」と本気で世の中の役に立ちたいと思って仕事していると、それは相手にも伝わるんですね。 

 

 そうだ。

 

昨日起業家仲間4人で初の定例会だったが、一番大事と再確認できたのが

「なんのために働くのか」ということ。

どこの誰のために何故働くのか?

突き詰めれば俺の場合は東日本大震災、9.11、修行時代、いやその前の阪神大震災での体験なのだと思う、働くこと=生きること、生きていること。自分の存在価値なのだろう

 

あのとき、失敗にめげずにもう一度チャレンジして本当によかったと思います。

 今から数年後にこう言えるように

36歳たった一人からチャレンジします!