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オノマトペと味覚体験

すっかりご無沙汰な本ブログです。

 

今日はオトマトペの話

オトマトペってご存知ですか?

 

おとまとぺ~

 

なんか言葉だけでカワイイ〜、愛着がわきます


ちなみに英語ではonomatopoeiaと言うらしいです

 

擬音語擬態語擬声語などを意味する語。きらきらぴちゃぴちゃなどのような表現包括する概念

*実用日本語表現辞典より 

 
今進めているプロジェクトでこのオノマトペのことを知りましたので今回は
このオトマトペのうち味覚ではどのに使われているのかと思い調べてみました。

味覚においても結構使われてると思うんです
 
サクッと
 
パリッと
 
こってり!
 
なんか聞いてだけで旨そうですよね
 
日本語はこのオトマトペだけで共感覚が成り立つってのがミソで何かしら可能性があると思っています。
と言うのもヒトの感覚、いわゆる五感のうち味覚って伝達、共有が極めて難しいです
 
僕の専門であるコーヒーで言えば
 
コーヒーの味を連想させるキーワードとして、どのような嗜好との相関があるのか
昨年半年かけて行っていたプロジェクトSOLEIL DATA DOJOでのコーヒープロジェクトで実験してみました。
 
 
 
実験ではコーヒーの味覚を連想させる29のワードの中から被験者がコーヒー飲用体験したごとに感じたワードを記録していただくという内容でした
 
コク
マイルド
まろやか
 
このオトマトペについて、味覚に落とし込んだ場合に

 

 
体験せずして味覚はわからない。
 
味覚においてわかりやすい体験とはテクスチャではないか?
 
 
 
 
経験してない味覚は恐らく探さなければ見つからない。
だけどこんな擬態語なら感覚で「わかる、楽しめる、共有できる」のではないか?
 
でも触感や質感テクスチャは探さなくとも感じることができる、自然に
 
自分ごとになり、自己帰属感が
テクスチャを表現できたら
 
 
なおここではこれ以上詳しく書きませんが実験内容について詳しく聞きたい方は個別に連絡くださいませ